郷土史ライブラリー

西尾の郷土史ライブラリー ~吉良氏を重点に~

西尾市は中世まで「吉良荘」と呼ばれ、足利一族の名門・吉良氏が鎌倉・室町時代に治め、江戸幕府旗本(高家)となってからも吉良町の発展に寄与してきました。国宝である金蓮寺・弥陀堂が現存しているのも、吉良氏の厚い庇護があったからです。
しかし、現在西尾には吉良氏の専門資料館がなく、その誇るべき歴史の発信が十分ではありませんでした。そこで、当情報センターでは吉良氏を中心とした「郷土史ライブラリー」を常設し、歴史を学び、語り合う場を提供します。

名門・吉良氏 480年の興亡と名誉回復

吉良氏は1221年発祥で、室町幕府将軍・足利本家の兄系にあたる名門です。江戸時代前期の18代目・吉良上野介義央公は、「忠臣蔵」において長らく悪役に仕立てられてきましたが、近年の歴史研究により、それが冤罪であることが明らかになってきています。
当ライブラリーでは、鎌倉時代からの吉良氏480年の歴史資料コーナーを設けるとともに、吉良上野介公の「悪者」という汚名を雪ぎ、名誉回復を図る発信に力を入れていきます。

ライブラリーの主な活動と展示内容

  • 歴史資料の蓄積と展示:吉良氏を重点に郷土史の著作・資料・データを豊富に蓄積・公開します。
  • 「西尾ふるさと歴史講座」の開催:情報センター所長(郷土史家)が主宰し、「歴史のまち」「お寺のまち」としての西尾の魅力を深く伝えます。
  • オリジナルグッズの販売:郷土史研究家制作の吉良氏グッズ(関連書籍、トートバッグ、クリアファイルなど)を販売します。

西尾が誇る偉人・先人たち

吉良氏だけでなく、地元出身の偉大な先人たちについても紹介コーナーを設け、その功績を後世に伝えます。

  • 神谷傳兵衛: 明治の実業家(「日本のワインの父」)
  • 颯田本真尼: 日本のマザーテレサと称される社会事業家
  • 高橋瑞: 日本で3番目の公認女医
  • 尾崎士郎: 『人生劇場』で知られる郷土の文豪

歴史・寺社愛好家の皆様のお越しを心よりお待ちしております。